中1 鵠沼海岸清掃
2023年10月27日㈮、中学1年生は素晴らしい秋晴れの下、鵠沼海岸の清掃活動に参加しました。
◆目的◆
海岸清掃等の活動を通して、奉仕の心を育み、海洋汚染をもたらすゴミ問題や自然環境の保全について考えを深める。
◆活動内容◆
9時45分~
鵠沼海岸のサーフビレッジに現地集合しました。遅刻なし欠席なしの全員参加でした。男子はみんな同じ電車でやってきました。
10時00分~
セミナールームに場所を移し、講演会に参加しました。講演のテーマは「海のゴミの現状と、私たちができること」です。海岸にあるゴミの7割は川から流れつくということ。それはつまり、海のゴミ問題は私たちの生活ゴミが原因になっているということ。また、海のゴミの6割はプラスチックゴミであること。ゴミ問題に関する貴重な話を分かりやすく説明していただきました。講師の方の発問に対し、生徒たちは各々発言したり相槌を打ったりと集中して話を聞けました。生徒たちはこれから行う海岸清掃の意味を改めて確認できたと思います。
11時00分~
生徒たちは5チームに分かれ、それぞれ軍手とゴミ袋とざるを携えて鵠沼海岸の清掃を行いました。目に見えるゴミはもちろん、砂の中に埋もれているゴミも協力して拾っていきました。
12時00分~
昼食休憩をとりました。おしゃべりしたり、ゲームしたり、各々のんびりと過ごしました。
13時00分~
午前中に拾ったゴミ、特にマイクロプラスチックに注目して、仕分けを行いました。5チームのマイクロプラスチック集計結果ですが、レジンペレットが142個、発泡スチロール片が81個、人工芝が2076個、タバコの吸い殻は59本でした。遠目から見るとゴミ1つない綺麗な鵠沼海岸ですが、海岸清掃と仕分けを通して、とても細かいプラスチックゴミが砂浜に埋もれるように無数にあることが分かりました。
14時00分~
最後に講師の方から「海を汚さないために、私たちにできることは何だろう?」という問いが生徒たちに投げかけられました。今後の事後学習を通して、生徒たちにはこの問いに向き合ってもらいたいと思います。
今日の貴重な学び、新しい視点をこれからの学校生活に活かししてくれることを期待しています。