カイコの繭から絹糸をつくる
5月から7月までの2か月間、中学1年生の有志にカイコの飼育を手伝ってもらいました。
カイコの飼育のようすをご紹介します。
カイコの写真を掲載しておりますので、閲覧にご注意ください。
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学校に生えている桑の葉を栄養として、カイコ9匹はすくすく育ちました。
カイコの繭づくりはトイレットペーパーの芯の中で行われました。9匹とも繭づくりを成功させました。
カイコが羽化したタイミングで、空になった繭を使って絹糸づくりにチャレンジしました。
カイコの繭8個を重曹水に入れて1時間加熱しました。これにより、カイコの糸をコーティングしているセリシンというタンパク質を取り除き、フィブロインという繊維をむき出しにします。これを1日乾燥させました。
乾燥させるとふわふわな綿のようになりました。これを紡錘車で少しずつ糸を紡ぎました。
ここまで仕上げたカイコの絹糸は現在中1フロアに展示してあります。宜しければご覧ください。