【中1】アジとイカの解剖
中学1年生の理科2では、脊椎動物と無脊椎動物のからだのつくりや生活のしかた、系統分類に関して学習をします。生徒たちは教室での授業を通して内容理解に努め、その次の段階として、さらに理解を深めるため、10月にアジとイカの解剖実験を行いました。以下に、解剖実験の様子をお伝えします。どちらも1人1匹の実験サンプルで取り組んでもらいます。解剖が苦手な生徒は、隣の生徒にサポートしてもらいました。
(1)アジの解剖
脊椎動物 魚類のからだのつくりの理解を深めるため、アジの解剖を行いました。まずは背びれや鰓ぶた、うろこなどアジの表面的な特徴を観察・スケッチしました。その後、外科ばさみとピンセットを用いて開腹し、心臓・肝臓・えらなどの内臓を観察・スケッチしました。
(2)イカの解剖
無脊椎動物 軟体動物のからだのつくりの理解を深めるために、イカの解剖を行いました。実験の流れはアジと同様です。まずはひれ、ろうと、外套膜、からすとんびなどのイカの表面的な特徴を観察・スケッチしました。その後、外科ばさみとピンセットを用いて開腹し、軟甲、肝臓、墨袋、えらなどを観察・スケッチしました。
実験後の昼休み、希望者は調理室でイカを醤油で焼いて調理しました。
次回以降も、節足動物の観察など、実験を通して動物のからだのつくりとはたらきに関して理解を深めていってもらいたいと思います。