
本校では定期的に東京大学教授の梶谷真司先生をお招きして、哲学対話を行っています。
ここでは、高校1年で実践した模様を紹介します。

先ずは、梶谷先生に哲学対話とは何か簡単にわかりやすく説明していただいてから
哲学対話の気持ちを作るためのアイスブレイクを約30分間行います。


一人三分間の中で夏休みの思い出についてお互いに質問をし、楽しそうな雰囲気を作って行きます。
その後、本題の哲学対話を行います。 哲学対話にはルールがいくつかあります。
・何を言ってもいい。
・人を否定したり茶化したりしない。
・発言せず、ただ聞いているだけでもいい。
・お互いに問いかけるように心がける。
・知識ではなく、自分の経験に即して話す。
・話がまとまらなくても、意見が変わってもいい。
・分からなくなってもいい。
上記のルールに基づき、哲学対話開始!

テーマはこのように紙に書き、面白いと思ったものに投票。そのテーマについて話します。そして毛糸のボールを持っている人のみが輪の中で話すことができます。


最初は和気あいあいとした雰囲気から、対話が進むにつれて真剣に考えるようになっていきました。 自分自身で疑問を見つけ、それについてクラス、教員関係なく真剣に考えていくという貴重な時間となります。 年齢関係なくできるので高校だけでなく中学でも実践しています。
実は、教員同士でも実践しました。

不思議といつの間にか真剣に自分の事を見つめ語ってしまいます。
2020年2月19日 (水)
国語ディクテーション

聴く力と書く力を養いながら、思考の基礎力を育む目的で、「国語ディクテーション」を導入しています。現在、中1・中2の国語5時間のうち1時間を充てています。
目的:「聴く力」と「書く力」を養いながら、思考力の基礎を育む
*各学年で目指したい力*
