[中2]横浜薬科大学講演会
本校では今年度、横浜薬科大学と教育連携を締結しました。中学2年生では、将来的な進路に向けて、理系に対して興味を持ってもらいたいという思いから横浜薬科大学の出雲先生をお招きし、講演会と体験講座を行っていただきました。テーマは「入浴剤を作ろう」です。
はじめに薬学部へ進学する人はどのくらいいるのか、薬学部ではどのようなことを学ぶのかを教えていただきました。また、就職先として必ずしも薬剤師として働くわけではないこと、化粧品メーカーや厚生労働省などさまざまな選択肢があることも知りました。
続いて、人間のからだの仕組みや入浴剤の効果についてです。「人間のからだは“ちくわ”のようになっている」「細胞の数は約60兆個あって、これはどの人も同じ、メジャーリーグで活躍する大谷翔平さんも、その奥さんも、私たちも皆同じ細胞の数からできている」など面白く伝えてくださり、終始笑いが絶えない時間となりました。
お風呂の温度によって交感神経や副交感神経を刺激し、ぬるめのお風呂でしっかりと浸かることと入浴剤によって更なるリラックス効果を得られることを学んだあとはいよいよ入浴剤作りです。薬用植物を混ぜ合わせたものと、発泡するタイプの2種類を作りました。
《生徒の感想》
理科や数学が苦手な私でもおもしろく学習することができました。薬剤師がたくさんのことに関わっていることを知ってびっくりしました。(K.Sさん)
炭酸ガス系の入浴剤を買ったことがありますが、丸いボール型で赤や青などがあったことを思い出しました。色がきれいで、同じ色でも色素の量で全然違っていて面白いと思いました。(T.Sさん)
薬に関わる仕事の中でもいろいろあり、意外と身近なところにあるんだなと思いました。入浴のときの健康効果や入浴剤の効果が知ることができてよかったです。(M.Rさん)
かなり珍しい体験ができてとても感謝しています。薬剤師は人のためにがんばってくれていたのだと思い、人々の貢献度が強いのでこの道をも楽しそうだと思いました。(Y.Aさん)