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中1 鵠沼海岸清掃

 

20221021日、中学1年生は素晴らしい秋晴れの下、鵠沼海岸の清掃活動に参加しました。

 

【目的】

海岸清掃等の活動を通して、奉仕の心を育み、海洋汚染をもたらすゴミ問題や自然環境の保全について考えを深める。

 

【活動内容】

945分、鵠沼海岸のサーフビレッジに現地集合しました。欠席なしの全員参加でした。

 

 

1000分、セミナールームに場所を移し、講演会に参加しました。講演のテーマは「海のゴミの現状と、私たちができること」です。海岸にあるゴミの7割は川から流れつくということ。それはつまり、海のゴミ問題は私たちの生活ゴミが原因になっているということ。また、海のゴミの6割はプラスチックゴミであること。ゴミ問題に関する貴重な話を分かりやすく説明していただきました。生徒たちはこれから行う海岸清掃の意味を改めて確認できたと思います。

 

 

1100分、生徒たちは10チームに分かれ、それぞれ軍手とゴミ袋とざるを携えて鵠沼海岸の清掃を行いました。目に見えるゴミはもちろん、砂の中に埋もれているゴミも協力して拾っていきました。

 

 

 

1200分、昼食休憩をとりました。海を眺めながら友達とお弁当を食べる時間は良い思い出になったと思います。心配していたトンビによる被害もありませんでした。昼食休憩中、一部の生徒はFMヨコハマの方のインタビューにも応じました。

 

 

 

1300分、午前中に拾ったゴミ、特にマイクロプラスチックに注目して、ゴミの仕分けを行いました。その後、ゴミの仕分けを通して気づいたことを互いに発表しました。拾ったゴミには、ガラスの破片やタバコの吸い殻が多かったのですが、他にも食品の容器、BB弾、新幹線のおもちゃ、注射器など様々なものがありました。マイクロプラスチックの種類としては人工芝や発泡スチロールの小片(ビーズクッション用?)など、みんなで拾ったものを合計すると1000を優に超えました。

 

最後に講師の方から「海を汚さないために、私たちにできることは何だろう?」という問いが生徒たちに投げかけられました。それに対して「分別をしっかりする」「ペットボトルを利用せずに水筒を利用する」「ビニール袋を使わずにエコバックを使う」「ゴミはゴミ箱にきちんと捨てる」「詰め替え用の商品を使う」「身の回りに落ちているゴミを小まめに拾う」など、生徒たちは様々な意見を出しました。「海のゴミ問題は私たちの生活ゴミが原因になっている」という午前中の講演がきちんと理解できているからこその意見だと思います。生徒たちには今日の貴重な学び、新しい視点をこれからの学校生活に活かししてほしいと思います。

 

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