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令和5年度 芸術鑑賞会 オペラ「こうもり」の鑑賞


12月12日、中1から高3までのすべての生徒が初台の新国立劇場に行き、オペラ「こうもり」を鑑賞しました。 

新国立劇場の外観
一番乗りの男子生徒2名
中1の男子はみんな揃って現地に到着
14時からの開演でした

 

生徒たちは各々のルートで新国立劇場にやってきました。

13時15分から開場し、生徒たちは先生方の誘導を受けながら、自分の席に着席していきます。

開演までの間、オーケストラのリハーサルを聴くことができ、待ち時間も満喫することができました。

 

初めての芸術鑑賞会だった中学1年生の「一言感想」です。

〇第1部、第2部、第3部、ともにドイツ語で難しかったけど大体の内容がわかったから面白かった。

声がすごく響いていてとても迫力満点でした。

歌声がとても大きくてすごいなと思いました。

すごく綺麗な歌声で物語がよくわかるようなオペラでした。

声が綺麗で、お話も面白かった🤗

オペラの歌が、すごく席にまで響いて、いいと思いました。

たまに日本語を言っていて面白かったです。

オペラの人がとても声が綺麗で、すごかったです。

オペラの人は肺活量がすごく多いなと思いました。

とてもわかりやすくて、面白かったです。

とても大きい声を出しているのに、声がとても綺麗でびっくりしました。初めての経験ができてよかったです。

初めてだったけれど、楽しかったです。

 

ということで、生徒たちは各々初めてのオペラをそれぞれの視点で楽しんだようです。

一流のパフォーマンスを間近で体感し、生徒たちは様々な刺激を受けたことと思います。

今後も芸術に触れ、豊かな感性を育んでいってほしいと思います。

〈2023.12.28追記〉
高校2年生のK.Aさんの感想です。3月に発行する「学園だより」に載せきれなかったので、こちらで紹介します。

「本当に面白かった」この一言に尽きるのだが、それだとこの原稿用紙は埋まらないので、もう少し細かく書いていこうと思う。
初めに思ったことは「クラシックバレエに近い」ということである。幼い頃からお稽古事として習っていたバレエの作品にも「こうもり」があり、表現の手段が歌なのか踊りなのかという違いなだけで、曲だったり、舞台の雰囲気など共通点が多いと感じた。
実を言うと、オペラのガラコンサートには何度か足を運んだことがあるが、全幕のオペラに触れたことが一度も無かった。バレエも同じであるが、ストーリーがある方が断然楽しくて、エンターテインメント性を感じる。さらに今回は字幕付きであったため、「こうもり」独特のドタバタストーリーを手に取るように理解できた。この部分はバレエと大幅に違う所であると思う。バレエにはセリフが無いため、予習をしてこない限り、ストーリーを細かく理解することは出来ない。それに比べて全幕オペラの字幕付きなんて、なんと分かりやすいものなのか。
次に思ったのは今回のキャスティングについて。日本人と外国人とが交ざっていたため、多国籍の雰囲気がまたドタバタ感を増していたように感じた。舞台上では、国境や言語を超えて沢山の国際交流が起きていて、それを見ている私たちにも自然に伝播し、同じ事が世界中で巻き起こっていくことで世界平和に繋がっていけばな、とそんなところまで考えてしまった。オペラは奥が深い。
色々考えてしまったけれど、「こうもり」のストーリーは本当に面白くて笑えた。今回の芸術鑑賞で得たものは深い意味で「(笑)」。またオペラを見に行く機会があれば他の作品、重ための話など選んでみようかな、と思う。

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