【中3】オーストラリア研修⑤
最終日のシドニーも晴れてとても暑い一日でした。気温は日本の夏より低いですが突き刺すような強い紫外線が暑さを助長し、帽子やサングラスでの対策が必須です。最終日は生徒たちの楽しみでもある、シドニー班別行動です。事前に地図やガイドブックを活用しながら、一日のスケジュールを組み立てました。
シドニー水族館、オーストラリア博物館、オーストラリア発祥の地でもあるロックス、オペラハウスなど、途中昼食やお土産購入を挟みながら班ごとで散策しました。生徒たちが散策・見学した場所や施設の一部を紹介します。
シドニー水族館
多くの班がに見学しました。日本ではなかなか見かけないようなカラフルな魚たち、大きなトンネル水槽、ペンギンをボートに乗って見学するアトラクションもありました。
シドニーは歩いて様々な観光地を巡ることができます。また、中心街にはトラムという路面電車が走っていて、うまく活用していた班もありました。
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オーストラリア博物館
動物、植物など多くの展示があり、日本で言う上野の国立博物館のような感じです。先住民族のアボリジニの生活や歴史はもちろんのこと、南半球の生態系、オーストラリアに実在する建物のミニチュアで表現した建物の仕組みなど、多くの見どころがありました。
シドニーでは博物館や美術館の常設展は無料です。ニューサウスウェールズ州立美術館にはピカソ、モネ、草間彌生の作品も所蔵されています。
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昼食はロックスというエリアで食べた班が多かったようです。ロックスとは流刑となった囚人たちがこの土地を開拓しようと岩を砕いたことを名前の由来としています。100年以上前から使われているオシャレな倉庫を改装したレストランやおしゃれな雑貨店などがありました。
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全ての班が集合時間に遅れることなくホテルへ戻り、ここでアデレードターム留学の5人とお別れです。次に会うのは4月、お互いに涙を流しながら精一杯手を振って5人を激励しました。アデレードでもきっと素敵な出会いがあるはずです。素晴らしい機会を与えてくださった保護者の方に感謝し、多くのことを吸収してきてもらいたいです。
大きなトラブルなく終わりを迎えようとしたこの研修旅行は最後で小さなサプライズがありました。シドニー空港で食事やショッピングを楽しんでいたところ、昼間の青空から一変、激しい雷雨に見舞われ、出発が30分遅れたことです。
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現地の人たちの温かい人柄と優しさにたくさん触れた8日間でした。たとえ英語が話せなくても、挨拶や感謝の気持ち、笑顔で応えることなどコミュニケーションがいかに大切か気付かされた旅でもありました。少しの勇気が大きな自信となったことでしょう。
GOOD DAY, MATE!