中学1年生の理科の授業では、生徒たちの自然科学に対する興味関心を高めるため、数多くの観察・実験を行っています。これまでに実施した実験の中から、5つの授業の様子や生徒たちの観察結果に関して、ご紹介致します。
掲載している顕微鏡写真はすべて生徒たちのスマートフォンで撮影されたものです。
(1)学園内の草花のスケッチ
学園内の草花を肉眼もしくはルーペで観察・記録しました。ただ絵を描くのではなく、理科のスケッチのルールに従って取り組んでもらいました。
H.Iさん(アジサイ)
T.Rさん(ドクダミ)
T.Rさん(ブタナ)
S.Aさん(ユウゲショウ)
H.Rさん(ツツジ)
K.Sさん(ホタルブクロ)
(2)アカツメクサの花の観察
花のつくりを理解する際に、アカツメクサを用いて双眼実体顕微鏡で40倍に拡大し、めしべやおしべ、花粉などのつくりを観察しました。生徒によっては、花だけではなく、他の部位の観察も行いました。
N.Rさん
K.Aさん
K.Kさん
(3)水中の微生物の観察
理科室の水槽にいるさまざまな微生物を探し出し、光学顕微鏡で400倍に拡大して観察しました。運動性のある微生物の観察に大変苦戦していました。
O.Rさん(アオミドロ)
K.Kさん(センチュウ)
M.Kさん(ミドリゾウリムシ)
(4)ツツジの葉の表皮の観察
ツツジの葉にマニキュアを塗り、乾燥させ、それをセロテープではがし取って、簡易的な葉の表皮のレプリカを作り、これを顕微鏡で観察しました。葉の裏面には気孔が数多く分布していることを確認しました。
M.Hさん
S.Aさん
H.Kさん
(5)ヒイラギの葉脈標本の作製
ヒイラギの葉肉を薬品処理と歯ブラシで取り除き、葉脈標本を作製し、双眼実体顕微鏡および光学顕微鏡で観察しました。
K.Aさん
O.Rさん
K.Kさん